リアルタイム・ストリーミング

  プログレッシブ方式と違い、リアルタイム・ストリーミングでは ストリーミング用の特別なサーバー を使います。

  リアルタイム・ストリーミングでは、再生前にファイルを全部ダウンロードする必要はありません。動画ファイルのどこからでも再生でき、動画ファイルは常にサーバー側に存在しています。通常リアルタイム・ストリーミング用にエンコードした動画ファイルは、なるべく途切れたり止まったりしないように、ユーザー側の接続スピードにあわせて送信されます。ただ、ネットワーク自体が混みあってきたら、どうにもならないようですが、そんな時でもストリーミング専用サーバーは、安定した接続を維持しようとしてくれます。

  リアルタイム・ストリーミングは長時間の動画に向いています。たとえばライブイベントの生放送とか、プレゼンテーション、研修用ビデオ(e-learning)など、ユーザーがどこからでも再生できて、巨大なファイルを丸ごとダウンロードしなくてもいいので可能なのです。それにコンテンツの保護にも都合が良く、ユーザーは自分のハードディスクにコピーできないから、作品が再利用されることは出来ません。画質はというと、ウェブで配信する動画の画質は、つまるところ他の要因とのトレードオフの問題のようです。

  もし君が本当に初めてなら、シンプルなウェブページを作って、プログレッシブ・ストリーミング用にエンコードした動画ファイルを、そのページに埋め込むというやり方はどうだろう。本格的に動画配信をやってみたいと思っているならば、そういうことをビジネスにしている会社のサーバーの利用を、考えてみるのもいい。ファイルのエンコーディングやホスティングを含め、幅広いストリーミングサービスを提供している会社が多数あります。