動画フォーマット・コーデック

  ウェブ上の主要な動画フォーマットは、RealVideo、QuickTime、Windows Media の3種類があります。ビデオ・アーキテクチャとフォーマットを選ぶにあたっては、今の市場流行をよーく調べて、コンテンツと配信対象にふさわしいものを選ぶ必要があります。

  今のところ最も人気があり、ウェブ上で広く普及しているフォーマットは、 RealVideode で、プレイヤーは基本的に無料です。マイクロソフトの Windows Media も広く普及しています。ストリームデータの配信には、標準的な RTSP ではないマイクロソフト独自のプロトコルを使うものの、サーバーのソフトウェア自体は無料で手に入るし、どこにでもある Windows NT Server 系(Windows 2000を含む)の OS上で動作します。

  3つ目はアップルの QuickTime Streaming Server だ。ストリームデータの伝送にはRTSPを使用する。このサーバーはMacOS Xで動作するが、アップルはオープンソース版(Darwin Streaming Server)も提供しており、UNIX から NT(Windows 2000を含む)まで、さまざまなOS上で動作する。ウェブサーバーの世界で Apache がそうであるように、QuickTime Streaming Server も動画配信サーバーのスタンダードになろうとしています。最大の利点は、サーバーが(そうしたいと思えばOSも含めて)無料で手に入ることです。エレガントなことで知られるアップル製品のインターフェースと同様に、QuickTime こそが最高の品質を提供すると思っているプロは多いようです。

っとここまで読んで、何の事やらちんぷんかんぷんな人は(私もそうです)、知識としては頭に入れておいて、今は自分が選択したストリーミングサーバーが何に対応しているのかから入った方が良いかもしれません・・・。しょぼい動画をすばらしい環境で配信するのは恥ずかしい事と思ってしまう小市民な私。やっぱり自分の身の丈に合った、予算と相談した結果のサーバーにしておきたいな・・・。

ビデオ・コーデック

  動画データの圧縮を理解するために、まずは『コーデック』(codec) という言葉に慣れておきましょう。コーデックというのは、データの圧縮(COmpress)と、圧縮データの復元(DECompress)を合わせた言葉で、サウンドとかビデオなどの巨大なファイルを、適切なサイズに圧縮する際に使用するソフトウェアの、圧縮・復元を担う部分をこのように呼びます。通常どのようなコーデックが利用できるかは、動画フォーマットによって決まります。

  Sorenson Video 3というコーデックは、QuickTime と互換性があり、QuickTime の動画圧縮形式としてはデファクト・スタンダードとなっているようです。もう一つ例を挙げると、Real Video 9コーデックは RealServer で利用できる、といった具合です。フォーマットによってコーデックの選択肢が決まるという問題は、音声データのコーデックにも存在するようです。例えば Qdesign Music Codec は QuickTime 用のコーデック、という具合に・・・。普通これらのコーデックは、Media Cleaner といった動画編集用のソフトウェアに付属していることが多く、毎年のように新しくて進化したコーデックが発表され、ファイルはますます小さくなり、圧縮時間は短く、圧縮した動画の画質は高くなってきているようです。

  動画データを圧縮する場合、以下のコーデックのどれかをを使うことになるでしょう。

a. Sorenson Video

b. RealVideo

c. Windows Media Video

d. MPEG-1, MPEG-2, MPEG-4

e. H261/H263

f. On2