エンコーディング方法

  もしプログレッシブ方式の配信を考えているなら、2パスの可変ビットレート(VBR) に設定しましょう。これは Real や QuickTimeのでサポートされているけど、Windows Mediaではまだ使えかもしれません。見た目の画質を上げるのに、VBRは非常に有効なのだそうです。これは2パス・エンコーディングのやりかたと似た動きをします。まずビデオをチェックしてどの部分ではどの程度の圧縮をかけることができるか分析し、それから圧縮が始まります。時間はかかるけれど、より良い画質が得られるようです。

  さて実際のビデオ配信では、複数の配信形態をとります。たとえば、モデム接続(56Kbps)向けにはプログレッシブ・ダウンロードで、もっと接続速度が速い(たとえばISDNやDSL)場合はリアルタイム・ストリーミングで、というふうに使い分ける事が多いようです。こうしてユーザーの環境に合わせて異なる手段を用意しておくのは、とても有効な手段でしょう。というのは接続速度が56Kbpsの場合、例えばアナウンサーの顔のアップみたいな、カメラをパンしないような圧縮率の稼げる映像でない限り、通常リアルタイム・ストリーミングで配信するのは難しいからのようです。

  エンコーディングをはじめるときは、短いクリップを用意しておきましょう。でないと、どんなにコンピュータの性能が良くても、エンコーディングにとても長い時間がかかってしまいます。納得のいく画質が得られるまで、Media Cleaner Pro 5の設定をいろいろ変えてみて下さい。そして具合の良い設定を見つけることができたら、後で同じ設定を使えるように、保存しておくのを忘れないようにしましょう。

  初心者なら、アプリケーションソフトのウィザード形式のインターフェースを使って、目的に合った設定を行うこともできますが、結果には納得がいかないという場合も多いようです。最適な結果を得るためには、この後さらに設定をいろいろ変えて、試行錯誤を繰り返さなくてはなりません。まずは設定ウィザードから始め、高度な設定を試して、納得いくまで繰り返してみることがお勧めです。魔法の杖の一振りで、どんな映像にも通用する設定ができるわけじゃないですから・・・。試行錯誤を繰り返すのは、非常に地味で時間のかかる作業になるかもしれません。だけど自分の気に入った設定が決まってしまえば、それ以降のエンコーディングでも同じ設定を使いまわせることを忘れてはいけません。